平成19年4月
ガーデンを考える会事務局

NPO法人ガーデンを考える会
平成19年度総会記念セミナーのご案内
日 時
2007年6月12日(火)
14:10〜15:30 セミナー 佐藤 哲信(さとう てつのぶ)氏 
15:40〜17:00 セミナー 野村 勘治(のむら かんじ)氏 
17:10〜19:00 懇親会
会 場

虎ノ門パストラル
  (東京都港区虎ノ門4-1-1 TEL.03-3432-7261(代))

※地図詳細はホームページをご覧ください

 
 ・セミナー  新館5階 マグノリア会議室
  ・懇親会  新館4階 アイリスガーデン

テーマ
・佐藤 哲信氏 『 新しいガーデンフィールド〜「道沿いガーデン」と「安全緑地」 』

・野村 勘治氏 『 永遠のモダンが古典に 』
定 員
定員100名(定員に達した時点で締切りとさせていただきます )
受講料
会員社1名無料、2名以上および非会員1名につき5000円(懇親会費無料)

※参加料のお振り込みをもって正式受付とさせていただきますので、お申込み後、お振込は下記の口座までお願い致します。

◆振込先銀行  三菱東京UFJ銀行 名古屋駅前支店 (普)5768380
◆口座名   特定非営利活動法人ガーデンを考える会

申し込み

NPO法人 ガーデンを考える会研修委員会事務局
Tel: 052-571-7911 Fax: 052-571-2208
E-mail; npogarden@green-joho.jp

お申込み用紙にご記入の上、FAXにてお送りください。    お申込み用紙
メールでお申込みの場合は、申込み用紙の内容を明記し送信してください。


【1】佐藤 哲信氏 『 新しいガーデンフィールド〜「道沿いガーデン」と「安全緑地」 』 14:10〜15:30

【概 要】
  ・新しいガーデンフィールド〜「道沿いガーデン」と「安全緑地」
  ・私たちの庭からまちづくり ・緑化による安全な道づくり、まちづくり
  ・子どもたちのために・・・緑化による防災・防犯、交通安全
  ・個人の庭から考える地球環境 ・オープンガーデンから始まるまちづくり
  ・道沿いの安全緑地〜学校安全緑地、公園安全緑地、バス停安全緑地

【プロフィール&活動内容】
  私たちは、「身近な緑の保全と創出(自宅の庭づくり)」が都市の緑を増やし、周辺の雑木林や崖線・湧水の緑、公園、街路樹と融合して 「環境保全」につながると考え、各地で行うオープンガーデ ン(個人庭園の公開)、
セミナー開催、出張講座、パネル展、勉強会、都市緑化プロジェクト等で「私たちの庭からまちづくり」を提唱しています。
 
個人の庭は、小さな緑ですが、これらがまとまって都市の緑を形成しています。
自宅の庭で、子供たちと一緒に、植生や表土の保全、雨水浸透・雨水の再利用、微気候の省エネ効果などの循環型自然環境を学んだ人たちが、オープンガーデン、道沿いのストリート・オープンガーデン等を通じ、人々や地域社会と交流し、身近な緑、地域の緑の保全・創出など、庭園都市づくりへ参画していくことになります。
 
  日本公開庭園機構の会員(295名2006.12月現在)は、庭好きな市民、園芸・植木農家、建築家、造園家、園芸家、ガーデンデザイナー、フラワーデザイナー、造園会社、編集者、緑やまちづくり関係市民、行政職員、教授、学生など、東京・首都圏を中心に全国に広がっています。
 
日本公開庭園機構ホームページはこちら

 
【2】野村 勘治氏 『 永遠のモダンが古典に 』 15:40〜17:00 

【概 要】
「古典となる為には先ずモダンでなくてはならない。永遠のモダンこそ古典になれる」 とは、
我師、作庭家 重森三玲の言葉です。 今も現代の人々の心を慰める古典の庭は、今も昔も異なる事の無い不変の自然美と共に、現代人の心の琴線にふれる近代美にあると言えます。
庭は風景画の立体造形といえますが、単なる風景画でなくそれぞれの作者が願ったであろう他に見た事の無いような世界を創出しようとする斬新性が個性を生み、現代の人々をも魅了する古典の名園を生んだと言えます。
中でも歴史上最も著名な庭園作家と言える、小堀遠州の庭造りは、その実践的例と言えるもので、その造形の発露は、必要にせまられた用途や、コンセプトによって生まれたもので、デザインの為のデザインではありませんでした。
小堀遠州の作品を中心に、今も残る古典に見るモダンデザインの成立や空間構成の意味を解き明かしてみたいと思います。

【プロフィール】
1950年愛知県生まれ 東京農業大学短期大学卒業 庭作家重森三玲に師事
有限会社野村庭園研究所 取締役
大学、公共団体、専門学校等非常勤講師:
三重大学工学部、愛知県農業緑化センター及び植木センター、E&Gアカデミー大阪校、中日文化センター栄校

住宅から公共、和から洋、多様な外空間の設計及び施工を主として営業するが、近年古庭園の調査修理及び、海外での作庭活動が増えつつある。

作庭の傍ら進めた古庭園の実測調査は、
桂離宮、金閣寺、龍安寺等京都の名園や岡山後楽園等、地方の名園を始め近代の名園や坪庭等に拡がり、その数100ヶ所以上となり、現在も継続中。
調査により知った名園の素晴らしさを伝えるべく、近年著作、講演等にも活動範囲が拡がる。

主な作庭活動等
  1990年 東海銀行迎賓館「暮雨巷庭園」 名古屋市
  1999年 「ハナ・ベルツ記念庭園」 チェコ・カルロビバリ市
  2002年 「光則寺・妙法の庭」 鎌倉市
  2005年 「愛知万博・日本庭園」(監修) 愛知県
 
2005年 「長崎歴史文化博物館」(監修) 長崎県
  2006年〜 旧伊藤家「揚揮荘庭園」(調査・修復) 名古屋市

主な著作活動
  「日本庭園集成」(全5巻)小学館 (実測図)
  「日本の庭園美」(全10巻)集英社(実測図)
  「日本庭園鑑賞ガイド」婦人画報(著 作)
  「京の離宮と御所」JTB(共 著)
  「日本庭園をゆく」(全30巻)小学館(共同監修)
  「日本の名園」(2巻組)ユーキャン(監 修)
  「日本の庭」ビデオ・DVD(全15巻)ユーキャン(共同監修)
  「西芳寺」通産省デジタルアーカイブプロジェクト(実測・共同監修)

 
【3】懇親会 17:10〜19:00
懇親会は、一般の方も自由に参加できます。
セミナーに参加された方は無料ですので、情報交換の場としてご活用ください。